共生の里津福では、介護現場で勤務経験のある方で、現在、福祉・介護・医療の分野で仕事をしていない人の力を必要としています!Q.共生の里津福は、どんな職場ですか?A.平均年齢38.2歳の若いスタッフ、有資格者が多い職場です!施設系(入所型)スタッフの平均年齢は44.3才という調査結果がありますが、当施設の平均年齢は38.2才と、比較的若いスタッフが多い職場です。スタッフの最年少は21才、最年長は65才、男女比は男性2:女性8です。30代前半のユニットリーダーが中心となって、それぞれの強みを活かしながら、仕事に取組んでいます。 2023年8月の時点で施設の介護職員16人のうち、15人が介護福祉士と、直接的な介護に従事している職員のほぼ全員が介護福祉士の資格保有者です。また、常勤の看護職員が4人いて、コミュニケーションを 図りながら、日々の生活を支えています。A.介護助手が介護の専門職の仕事をバックアップ!介護業界では人材不足が課題となっており、国をあげて仕事の効率化や職場環境づくりの課題解決に取り組んでいます。当施設では、以前より独自に「介護助手」を採用しています(2023年8月の時点で6名)。介護助手が清掃や洗濯などの非専門業務を担当して、介護専門職をバックアップすることで、介護の専門職が利用者さんとのコミュニケーションや、ケアの質の向上に取り組みやすい環境をつくっています。Q.共生の里津福では、どんなケアを目指していますか?A.ご利用者の「暮らしの継続」を支えるケアを目指しています!共生の里津福は「地域密着型特別養護老人ホーム」として、可能な限り入所者が自立した生活を送れるような介護の提供をミッションとしています。このミッションのもとで、私たちは「ご利用者の主体性を尊重し、引き出すこと」を心がけています。目の前のご本人のご意向に沿いながら、起床時間など、ご利用者ごとに自宅で営まれてきた生活リズムを尊重し、共生の里津福の暮らしの中でできるかぎり再現していきたいと考えています。「ひとりひとりのご利用者にとっての暮らしの継続」に少しでも近づけるために、私たちにできるケアが何かを考え、提供しています。現在は、シフト時間の変更など、働く職員の負担を出来る限り抑えられる工夫を考えながら、出来る範囲で最善を目指しています。ただ、こうしたケアの提供も、最近では職員不足で、なかなか思うようにはいかないところもあります。そこで、「ご利用者の暮らしの継続」に向けたケアを一緒に考え、実現するための仲間を求めています。A.目指すケアの実現に向けたカンファレンスを大切にしています!共生の里津福では、目指すケアの発展・充実に向けて、利用者さんのいろいろな課題に対応したカンファレンスを大切にしています。また当施設では看取りも実施しています。どのようなケアが必要か、効率的に行う工夫ができないか、介護スタッフ・看護スタッフを交えて検討する機会を大切にしています。Q.ブランク等がある中で、いきなり最前線は不安です。何かサポートはありますか?A.基礎研修とOJTによるマンツーマン指導。職場全体で人材育成に取り組んでいます! 共生の里津福では、入職時の研修として、施設の理念・身体ケア・人権・虐待防止・リスクマネジメント・認知症介護などの基礎的な研修を実施しています。制度の変更に応じて、適宜、内容を更新しています。 また、入職後には、OJTによるマンツーマン指導を行っています。指導者は固定化せず、指導マニュアルに基いて日々の担当職員を変えています。チェックリストを設ける等、指導する人によって教える内容に違いがでないような工夫も施しています。理解度をしっかりと把握しながら、職場全体で新規スタッフの育成を行っています。A.現場の困りごとによる学びの機会もあります! 介護現場からの意見をもとにした研修にも取り組んでいます。例えば、オムツ業者による「オムツの当て方の勉強会」。よりよい清潔保持のための当て方をオムツの専門家から学ぶことで、ご利用者のQoL(生活の質)が見違えて変わってきます。介護資格を持っている職員が多い施設ですが、より良いケアに向けた取り組みを大切にしたいと考え、現場スタッフの困りごとに寄り添い、学びの機会を設けることを施設としてもバックアップしています。Q.身体・心理面で、介護で働くことに不安があります。何か対策はされていますか?A.身体・心理面の負担軽減にむけて日々改善を続けています! 生活を支える介護なので、もちろん身体的な負担が伴います。そうした負担を少しでも減らせるように移乗用リフト、見守りカメラなどのテクノロジーを導入したり、誰かに業務が偏ることがないような均等な業務分担制をとったりすることで、身体面での負担を軽減させるような手段・仕組みを取り入れています。また、介護のあり方、職場の人間関係など、対人場面が多い介護の現場では、心理面での負担が大きくなりやすいことが大いに想定されます。そこで、私たちの事業所では定期的な面談、ストレスチェックを取り入れています。 働き続けたいと思ってもらえる職場を目指して、心身の負担軽減のための対策について、今後も積極的に検討していきたいと考えています。実際に介護現場を見ないと不安という方には、現場見学も受け入れています。気軽にお問い合わせください。●業務分担の取り組み1週間の勤務表に照らして、1日単位での担当業務を職員ごとに細かく割り振り。出来る限り年齢で区切らず、均等な業務分担になるようにしています。Q.いま子育てをしています。子育てをしながらでも働けますか?A.子育ての状況・希望に合わせた働き方ができる! 子育ての状況や、どんな風に仕事をしたいかは人それぞれです。当施設では、管理者と働く人でしっかりと相談しながら、働き方を決めており、現在ではシフトの種類は20種類以上。具体的には「子供が3歳になるまでは時短勤務」「育児の状況に応じて夜勤免除」「短時間で入浴ケア専門での勤務」といった方がいらっしゃいます。働く人と施設側との希望を丁寧にすり合わせます。A.産休・育休の取得率100%! 当施設では女性スタッフや若いスタッフが多いことから、スタッフの子育ても応援しています。ここ数年の産休・育休の取得率は100%です。またお休み中の現場への対応もしっかり行っています。A.復帰後のキャリアアップも応援します!産休・育休後の働き方も希望を聞き取りながら設定しています。「気兼ねなく働けるようにパートから」というスタッフもいれば「ケアマネの資格をとってしっかり働きたい」という職員もいて、正社員への変更も積極的に受け入れています。また、実務状況に寄らない資格取得による手当もつけるなど、法人として資格取得そのものを評価しています。